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見るのはユーザー、使うのもユーザー。効果を発揮するHP制作(スマホサイト)

11月に突入し、今年も残るところあとわずか・・・。いつの間にか過ぎ去る日々に戸惑い、考えるだけではなく実行しようと言い聞かせる毎日を送っています。プランナーの内藤です。
「アイディアに価値はない」Google創業者のラリー・ペイジーの言葉が心に響きます。アイディアを考えるだけではなく実行する勇気を持ち、日進月歩で成長していきたいと思います。

そんな最近の私はApple創業者のスティーブジョブスが広めた「スマートフォン」に悩まされています。
どうしたらHPをユーザーに苦がなく快適に利用し、効果を発揮できるか。UIやUXを最適化するにはどういった思考が必要なのか日々勉強の毎日です。
そんな私の考えるUI/UXの考えられた効果の発揮するHPの秘訣を大公開!当たり前だけど言われて気付く自社のHPにない要素があればご参考にして下さい。


UI/UXデザインとは

UIデザイン・UXデザイン

東京やITの盛んなアメリカでは既に当たり前の言語として利用されるUI/UX。群馬だとまだあまり耳にする機会が少ないかもしれないので念のため説明します。
HP制作やアプリ制作等には非常に重要な考えになるかと思います。

UI(ユーザーインタフェース)とは
簡単に言えばユーザーとデジタル機器のコミュニケーションです。
スマートフォンが普及し、更にインターネットが身近になった現在では、デジタル機器とのコミュニケーションが日常に当たり前におきます。

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは
ユーザーの体験です。人が使用する物とのやりとりや感じ取る感覚。昔は説明書を見て使い方を知る事がふつうでしたが、UXの考え方は、説明書がなくても人間の感覚や、今までの経験から使い方が理解できる事だと思います。

スマートフォン対応のHPを例にした具体的な例
UIデザインの考えられていない例
・問い合わせボタンが極端に小さい、大きい
・スライドしたいのに画面いっぱいにコンテンツのリンクがあり、誤タッチしてしまう
・リンクのバナーなどが背景と一体化してわからない

UXデザインの考えられていない例
・問い合わせしたいと思ったのに問い合わせボタンがない
・電話で問い合わせする際に番号だけ書かれている。スマホの場合タッチしてダイヤル画面に切り替わる方が親切
・スライドしたらいいのかタップしたらいいのかわからない
・長いページでもう一度みたいコンテンツがあるのにその場所への導線がすぐ見つからない。自分でスライドしなければならない
・どこのページを見ればいいのかわからない

まだまだありますがパット思い浮かぶのはこんな所でしょうか。
とにかくユーザーの事を考えHPを見たときにどの様な行動して、それはすぐに行動に移せるのか等様々なことを考えなければいけません。
サイトの構造設計においても同じで、コンバージョンを上げるためにはユーザーにどの様なアクションを起こして欲しいか考え、その導線を設計時に考え、公開した後も検証を繰り返し最適な物に仕上げなければなりません。

企業の広報部、社長等HPを制作担当する方は、ただ制作会社にお願いするだけではなくUI/UXを頭に入れて制作会社から上がってきたデザインを見るだけで完成度は変わってくると思います。
しかし、普段からスマートフォン等の機器に触れていなければ何がいいか悪いのかがわからず、デザインに対しても納得いかない場合が起きてしまいます。担当となる方、担当を選ぶ人はそういったことも考慮しなければ効果の発揮するHP制作は難しくなってしまう可能性も考えられます。

最近のHPデザインの主流
ターゲットとする顧客がBtoBなのかBtoCなのかによって変化しますが、やはり最近はスマートフォンを意識した作りになっています。BtoCの場合スマートフォン対応していないだけで致命的です。弊社のクライアントでもBtoCの顧客は6割以上がスマホからのアクセスです。

スマホを意識した作りとはどの様な物なのか。一概には言えませんが1ページの長い作りで読み進めることが出来るストーリー性やデザイン性の多いサイトが目立ちます。
数年前はPCが主流だったので、ページ移動の際にクリックする事がユーザーに違和感はなかったのですが、スマホが主流になってからは一つの画面の中からボタンをタップして移動よりも、下にどんどんスクロールしていく方が使い手の体験とすると今では楽になりました。

効果を発揮するHPはユーザー目線

効果の発揮するHP

効果を発揮するHPはまずユーザー第一で考えられているものだと思います。
デザインもコンテンツ設計も自社の言いたいことばかり書き込んでいてはダメです。
まずコンテンツ設計を考え、ターゲットに対してどのコンテンツが一番知りたい情報なのかを見極めアピールしていく必要があります。そのためにはターゲットを明確にしなければコンテンツは考えられません。
例えば住宅の購入を考えているかたへ住宅メーカーとして家を売りたい場合、その買いたい人がどの様な人なのかを考えなければいけません。
・マンションの一室か一軒家か
・木造か鉄骨か
・2世帯で住むのか1世帯か
・趣味を重視した家か、機能性を重視した家か
・デザイン性か、機能性か
・・・等様々な購入を考えている人には気にするべき事があります。しかし、それは勿論人それぞれです。
自社のターゲットがどの様な人物なのか、どの様な人に受け入れて貰えるサービスなのかまずそこの理解がなければHPのデザインもコンテンツも作り出せません。

効果を発揮するHPを制作するためには
・ターゲット(利用するユーザー)を明確にする
・ターゲットに合わせたデザイン、コンテンツ設計
・目的へ導線、ストーリー作り
・ユーザーにとってわかりやすいHPデザイン
当たり前のことですが、それらが明確になっていない中で制作を進めてしまうと効果が最大限に発揮されにくいHPになってしまいます。
制作会社に丸投げするだけではなく、自社でもただHPを作りたいだけではなく、細かな部分も明確にしてから制作会社に依頼することが失敗を防ぐことになります。